OpenAIの動画生成AI「Sora 2」でうまく作るプロンプトのコツとは!?ChatGPTに任せるのが正解!

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どうも皆さんこんにちは、あのまりーです。

OpenAIの次世代の動画生成AI「Sora 2」は、高品質な映像を短時間で生み出せる今注目のサービスです。

しかし、その真価を引き出すためには「プロンプト」の作り方が大きなカギとなります。

というわけで今回の記事では、ChatGPTを活用して効率よくSora 2のプロンプトを作りこむ方法を詳しく解説します。

それでは早速、本編へ参りましょう。

Sora 2とは?

Sora 2とは、OpenAIが開発したテキスト入力から動画を自動生成するAIモデルです。

以前までの「Sora」よりかなり進化しており、まるでプロが作ったかのようなクオリティを実現し、初心者でも手軽に映像制作が楽しめるのが魅力となっています。

動画のタッチもアニメ調から実写風まで対応可能で、幅広いジャンルをカバーしています。

新しい発想で動画を作りたい人にとって、非常に有望なツールとして期待されています。

なぜプロンプトが重要なのか?

そもそもプロンプトとは、AIに対して「どういう動画を作ってほしいか」を伝える指示文のことを指します。

このプロンプトが、Sora 2の出力クオリティに大きく関わってきます

例えば「夏の海辺で少女が歩く」程度の説明と、「浜辺で穏やかな波音を背景に、淡いブルーのワンピースを着た少女が夕日を見ながら歩く」という記述では、生成結果に大きな差が生まれます。

AIが誤解してしまわないように、誰がどのような場面で何をしているのかをできる限り具体的に盛り込むことが大切なのです。

ChatGPTを使ったSora 2プロンプト作成の流れ

ここまで解説したように、「Sora 2」用のプロンプトをより正確に作り上げることが、クオリティの高い動画を生成するコツです。

続けてここからは、そのプロンプト作成の手順を、4つに分けて紹介します。

手順1:プロンプトの骨組みを考える

最初に、どのような動画にしたいかをとにかくリスト化します

アニメ調、実写調、シネマ風などのタッチから始まり、登場人物の年齢や性格、衣装、背景や場面設定や動作まで、思いつく限り挙げていきましょう。

この時点では、箇条書きで構いません。

以下が、私が試した骨組みの例です。

・タッチはアニメ調。
・この男性キャラクターが、ウユニ塩湖のような美しい場所に立っている。そこでスマホを使って写真を撮る。その後男性キャラクターがこっちを笑顔で振り返り日本語で「綺麗だね」と言う。

手順2:ChatGPTに英語化してもらう

次に、作成したプロンプトの骨組みをChatGPTに渡し、以下のプロンプトとともに依頼します

以下の要件を満たす、Sora 2用の動画生成の英語のプロンプトを作成してください。

日本語でもSora 2は使うことができますが、英語での指示のほうが精度が高いようです

渡した箇条書きや短文の骨組みのプロンプトでも、ChatGPTが詳しくまとめてくれます。

以下が、実際に先ほどの骨組みをもとに、ChatGPTが作成した英語での「Sora 2」用のプロンプトです。

In an anime-style scene, a young man stands gracefully on a vast reflective surface resembling the Uyuni Salt Flats at sunset. The sky is painted in warm orange and pink tones, with clouds and the horizon mirrored perfectly on the ground. The man is stylishly dressed, holding a smartphone. He takes a picture of the breathtaking scenery. After capturing the photo, he slowly turns toward the viewer, smiling warmly. In a gentle and heartfelt tone, he says in Japanese: 「綺麗だね」 (“Kirei da ne”), meaning “It’s beautiful.” The overall mood is serene, magical, and emotionally touching, with a cinematic and anime-like atmosphere.

このように、非常に詳しく英語で書いてくれます。

手順3:Sora 2に入力し動画生成

そしてChatGPTが生成した英語のプロンプトを、そのままSora 2に入力して動画を作成します

動画が完成したら、シーンやキャラクターの動き、カメラワークなどを確認し、イメージに沿っているかどうかをチェックしましょう。

もし不足部分や意図と異なる表現があれば、修正点を挙げていきます

手順4:修正と繰り返し

一度で完璧な動画が作れることはまれなので、修正をどんどん繰り返しながら完成度を上げていきましょう

例えば色味や背景が違った、キャラクターの動作が思い通りにならなかったなど、修正点をもとにさらに骨組みを変更した上でChatGPTに再度伝え、英語のプロンプトを再生成してもらいます

Sora 2に再入力することで、徐々に理想の動画に近づけることができます。

納得いくまで、プロンプトの修正と再生成繰り返していきましょう。

なお、完成した動画がこちらになります。

プロンプト改善のコツ

ここまで解説したように、思い通りの動画を得るためには、どんどん修正して生成していくことが大切です。

例えば、キャラクターの服装、表情、動き、カメラアングルの切り替え頻度など、思い通りにいかなかった場所について具体的な指示を書き込むほど精度が高まります

望んだ映像と違う部分があれば、その原因を特定し、次のプロンプトへすぐに反映させることがポイントです。

さらに文字数を惜しまず、細部まで詰めこむことでより正確な指示を作り上げることができます

とにかくあらゆる要素を盛り込むほど、繰り返す回数も少なくなります。

まとめ

というわけで今回の記事では、OpenAIの動画生成AI「Sora 2」でより良いプロンプトを作成する方法について解説しました。

動画生成AI「Sora 2」を最大限に活用するうえで最も重要なのは、やはりプロンプト設計と言っても過言ではありません。

ただし、自力で完璧な英文プロンプトを作りこむのは意外に難易度が高く、微妙なニュアンスが伝わりにくいことも少なくありません。

そこで、ChatGPTのサポートを受けてプロンプトの設計や修正を繰り返し、Sora 2に入力する流れが最も効率的といえます。

時間と手間を節約しながら、イメージに近いクオリティの映像を手軽に生成できる点は、大きな魅力となるでしょう。

皆さんの参考になれば幸いです。

というわけで今回の記事は終了です、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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