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どうも皆さんこんにちは、あのまりーです。
本日、OpenAIがChatGPTの新機能「Study Mode」を発表しました。
この新機能は、ChatGPTが提供する“学びを深める”ための新スタイルです。
従来のChatGPTではしっかり考えて回答を教えてくれることが従来のやり方でしたが、Study Modeではあえて答えをすぐに示さず、自分で考えるプロセスを重視します。
これにより、理解力と応用力を高め、学習効率を底上げする効果が期待できます。
というわけで今回の記事では、このChatGPTの新機能である「Study Mode」について解説します。
それでは早速、本編へ参りましょう。
Study Modeとは?:答えを出さないという革新
まずはChatGPTの新機能「Study Mode」の概要についてまとめます。
そもそもの狙い:答えを隠す理由
Study Modeは、あえて“すぐには答えを教えない”仕組みを導入しています。

すぐに回答は教えてくれない
答えまでの過程で「なぜ答えがそうなるのか」「途中の過程ではどんな知識が必要なのか」を、少しずつ対話しながら提示することで、自分で考える習慣を身につけさせるのが狙いです。
これは従来のChatGPTが「最短距離」で答えを提示するのとは全く異なる手法で、学びのプロセス自体を重視しているのが最大の特徴といえます。
従来版ChatGPTとの違い
これまでのChatGPTは、質問に即座に答えてくれる優れた“知識データベース”でした。
一方、Study Modeは「ヒントを与え続ける」対話中心の学習スタイルへとシフト。
回答を先延ばしにする分、問い返しや追加の質問を繰り返しながら、最終的にはユーザー自身が答えに到達できるようサポートします。
「答えを知る」AIから「思考を育む」AIへ、ChatGPTが大きく変化しているといえるでしょう。
実際に使ってみた感想:ヒントが段階的で納得しやすい
私が試しに有名な京都大の有名な入試問題「tan1°は有理数か」と質問してみたところ、驚くことにChatGPTはすぐには「有理数かどうか」の結論を明言しませんでした。

ChatGPTで試した画面
代わりに「有理数の定義は理解していますか?」や「三角関数の中で有理数となり得るケースを知っていますか?」のような、そもそも必要となる基礎知識を確認するやり取りが続きます。
これにより、質問者は自然と「有理数とは何か」「三角関数の値で有理数が成立する条件とは?」といった周辺知識にも目を向けることになります。
結局、明確な答えにたどり着くころには、ただの「○か×か」では済まない、深い理解が得られました。
従来のChatGPTと比較してかなり丁寧な誘導のため、答えに辿り着くまでには手間がかかる印象もありますが、理解の定着という視点では非常に有意義と感じました。
料金・対象プラン:無料でもOK!
なんとこの「Study Mode」は現時点で、FreeやPlus、Proなど、ほぼすべてのユーザープランで使えます。
特別な設定を行う必要もなく、ツールバーからモードを切り替えるだけで使える点が魅力です。

「あらゆる学びをサポート」を選択するだけ
そのため、個人学習からチームでの勉強会まで幅広い場面で活躍するでしょう。
無料プランでも会話の回数制限以外で「Study Mode」は制限なく使えるため、まずは気軽に試してみるのがおすすめ。
まとめ:Study Modeは“学びの道案内人”
というわけで今回の記事では、ChatGPTの新機能「Study Mode」を解説しました。
今回ご紹介した「Study Mode」は、答えを得るまでのプロセスに焦点を当て、深い学習体験を提供するまったく新しいAIの存在と言えるでしょう。
答えを教えてくれるだけでなく、考え方や理解度に合わせたヒントを順次与えることで、思考力や応用力を自然に伸ばせます。
無料ユーザーでも気軽に利用できるので、日頃の学習やスキルアップに活用するのにも最適です。
これまでの“即答AI”から“学びを導くAI”へと進化したChatGPTを、あなたの学習パートナーとして活用してみてはいかがでしょうか?
皆さんの参考になれば幸いです。
というわけで今回の記事は終了です、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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