iPhoneでマグセーフ充電をおすすめしない理由|対応ケースや充電効率の落とし穴とは?

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どうも皆さんこんにちは、あのまりーです。

iPhoneユーザーにとって、背面に組み込まれたマグネットを使うマグセーフ(MagSafe)充電はとても魅力的に感じる方に多いのではないでしょうか。

ケーブルを挿さずに背面にピタッと吸着して充電できるため、一見すると画期的な機能に感じるでしょう。

しかし、実際には充電速度の低下や対応ケースの制限など、デメリットもいくつかあるのです。

そのためマグセーフ充電は万能ではなく、必ずしも誰にでもおすすめできるわけではないのです。

というわけで今回の記事では、マグセーフ充電の仕組みを踏まえつつ、なぜ「おすすめしない」と言えるのか、その理由を詳しく解説していきます。

それでは早速、本編へ参りましょう。

そもそもマグセーフ充電とは?

マグセーフ充電とは、iPhone12以降に備わった磁力を使うワイヤレス充電です。

マグセーフ充電の例

背面のマグネットと充電パッドを磁力でくっつけることにより、ズレを防ぎながら充電をスムーズに行います。

まずここでは、マグセーフ充電のメリットを簡単に見ていきましょう。

マグネット式のワイヤレス充電

従来のワイヤレス充電より位置ズレが少なく、給電ロスも低減できます。

通常のワイヤレス充電ならピッタリ位置が合わないと充電できないことも多いですが、磁力でくっつくマグセーフ充電なら充電できないということも大幅に減るでしょう。

ケーブル不要で置くだけ充電が魅力

Lightningケーブルを挿す必要がなく、デスクやベッドサイドで手軽に充電可能です。

背面にくっつけるだけですので、気軽に充電できる点はメリットに感じる方が多いです。

マグセーフ充電をおすすめしない理由

ここまでマグセーフ充電のメリットをいくつか紹介しました。

ですが私がマグセーフ充電をおすすめしない理由がいくつかあるのです。

ここでは代表的なデメリットを四つに分けて解説します。

ケースによっては使えない(特に非対応ケース)

まずマグセーフ充電には必ず、背面の磁力を使う必要があります。

そのため金属製や厚みのあるケース、マグセーフ非対応ケースでは磁力が弱まるため、充電できないケースが多いです。

たとえば私が以前おすすめした耐衝撃で有名なエレコムのZEROSHOCKは、公式でマグセーフ充電非対応となっています。

非対応ケースではマグセーフ充電が利用できないことがあるのです

ケース派にはハードルが高い

多くの人はiPhoneを傷や汚れから守るため、ケースを装着しているでしょう。

ですが、マグセーフを活用するには「マグセーフ対応ケース」を選ぶ必要があります

マグセーフ充電対応ケースは通常のケースより価格が高めのうえ、マグセーフ対応ケースは数が限られるため、ケース選びの自由度が下がってしまいます

お気に入りのケースを使いたい人にとっては、ハードルが高い点は否めません。

有線のほうが速くて安定している

さらにマグセーフ充電は発熱を伴い、どうしても充電効率にロスが出やすくなります

マグセーフ充電は高速なワイヤレス充電ではありますが、それでも有線接続よりも充電速度は遅くなりがちで、バッテリー残量が少ないときに素早く充電したい場面では不向きです。

さらに、ワイヤレス充電時の熱がiPhone本体に負荷をかける可能性もあり、バッテリー寿命を縮める可能性があるのです。

結果として、速さと安定性を重視するなら、高速なマグセーフであっても有線のほうが良いのです。

有線充電同様高出力な充電器が必要になる

マグセーフで十分な速度を得るには、以下のようなApple純正品などの20W以上の高出力充電アダプタが必要になります。

ですが、同じ高出力アダプタを使ってLightningケーブルやUSB-Cケーブルを接続して充電すれば、さらに高速で安定した充電が可能です。

わざわざ高価なマグセーフ対応アクセサリーをそろえるコストや、充電パッド自体の価格を考えると、有線接続で十分という結論に落ち着く場合が多いでしょう。

マグセーフ充電のデメリットまとめ

ここまで、マグセーフ充電のデメリットを紹介しましたので、簡単にまとめます。

•対応していないケース(例:エレコムのZEROSHOCK)ではマグセーフが使えない
•ケースを使う人は「マグセーフ対応ケース」を選ぶ必要がある
•ワイヤレス充電は熱やロスで効率が悪く、有線の方が速くて安定
•高出力の充電器が必要でコスパが悪く、結局は有線でも十分

こうした要素を総合すると、マグセーフ充電は実際には万能な方法とは言い難く、有線の方が安定感・コスパの面で優れているのが現状です。

それでもマグセーフ充電を使いたいなら

それでもマグセーフ充電の利便性を捨てがたいという場合は、まずマグセーフ対応ケースを用意しましょう。

純正やマグセーフ充電対応を公称している製品なら磁力がしっかり働き、十分マグセーフ充電を行うことができるでしょう。

また、有線充電時と同様に高出力の充電アダプタも欠かせません

少なくとも20W以上の出力に対応したアダプタであれば、iPhoneがサポートするマグセーフ充電の最大速度に近い充電性能を発揮できます。

これらをそろえてこそ、日常でも満足感を得られるでしょう。

まとめ

というわけで今回の記事では、マグセーフ充電のデメリットを紹介し、私があまりおすすめしない理由をまとめました。

マグセーフ充電は確かに便利に見えますが、ケースの選定や充電速度の低下、アクセサリーへの追加投資など注意すべきデメリットがあります。

実際、有線充電より効率が悪い場面も多く、高速充電や安定性を求めるなら依然として有線に軍配が上がるのが現状です。

結果的に「ケースを使いたい」「すばやく充電したい」というニーズに合わず、必ずしも万人へおすすめできる機能とはいえません。

最終的にはライフスタイルや予算を考慮し、必要性を慎重に見極めることをおすすめします。

皆さんの参考になれば幸いです。

というわけで今回の記事は終了です、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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